『今すぐできる美容法』「NG食べ合わせ」3パターン
2015/12/16
2015/12/16
12月に入り、忘年会や女子会などアルコールを飲む機会も
増えているのではないでしょうか。それでも出来るだけ
ヘルシーに、と思うのが女心。
そこで今回は、栄養学のエキスパートである筆者が
お酒のお供につい食べてしまいがちだけど、
実ははNGな組み合わせを3パターンご紹介したいと思います。
ベーコンとほうれん草。一見ヘルシーで合わせて
炒めるだけでもパスタに合わせても美味しい組み合わせですね。
しかし、ほうれん草に含まれる“硝酸”は体内で
“亜硝酸”に変化し、そしてベーコンには食品添加物として
“亜硝酸ナトリウム”が含まれています。何が問題かというと、
“亜硝酸”“亜硝酸ナトリウム”ともにタンパク質の分解物と
反応して発がん物質が生成されるリスクがあるというコト。
また、ベーコンに含まれる“リン酸塩”はほうれん草に
含まれる鉄分の吸収を妨げたり、体内のカルシウムの減少をも
招いてしまうので、実はかなりリスクの高い組み合わせといえるでしょう。
“ベジファースト”を徹底している女性が気を付けたいのが
この組み合わせ。サラダでは必ずといっていいほど、
一緒に食されるトマトときゅうりですが、実はきゅうりには
“アスコルビナーゼ”というビタミンCを壊してしまう成分が含まれています。
そしてどちらも体を冷やす食材。一緒に摂ることで、
身体を冷やし過ぎてしまう可能性も。またアスコルビナーゼは
人参にも含まれます。しかし、このアスコルビナーゼも酸に
弱いため、お酢を加えることでその働きは抑制されます。
●オススメの組み合わせ:「トマト」と「アボカド」
トマトに含まれるリコピンやニンジンに含まれる
カロテンは脂質と一緒に摂ることで吸収率がアップ。
これらの野菜はアボカドやオリーブオイルと組み合わせて食べましょう。
■3:「ビール」と「フライドポテト」
ビールとフライドポテト、唐揚げといった“揚げ物”系は
最高の組み合わせ!そう思っている人も少なくないでしょう。
しかし、アルコールは脂肪の合成を促進する
“VLDL(超低比重リポタンパク)”を生成します。
そこへ脂肪の原材料となる揚げ物を一緒に摂ってしまうと、
体内でどんどん脂肪が合成されますので、
気が付けばウエストサイズアップなんて悲劇に襲われることも!
ですので、オススメのお酒のつまみには、
アルコールの代謝に必要な“アミノ酸”を多く含む枝豆や納豆、
タウリンを多く含むタコやイカなどがいいでしょう。
こうして見てみると、加工食品を極力避けるのは
基本中の基本、ということに。そして大人女子なら
お酒を飲む際もちょっと高めの意識を持ってスマートな
飲み方を心掛けて見てはいかがでしょうか?