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『マイナー雑学』汗と涙と血・・・・・

      2015/10/28


よく、ものすごい努力と苦労をして作った物を、

「汗と涙と血の結晶」などと言います。




さて、では実際に

「汗と涙と血」を結晶化させると、どうなるのでしょうか?
順番に見ていきましょう。
まずは汗ですが、汗は舐めて見ると、若干しょっぱいです。
汗と言うのは、99%が水ですが、残りの1%が塩分です。
そう、汗は平たく言えば塩水。結晶化させれば、当然塩の結晶が出来上がります。
次は涙。
涙の成分は98.5%が水。
残りは塩化ナトリウム(=食塩)や、アルブミン、グロブリン等のタンパク質です。
つまり、涙を結晶化させると、塩の結晶の中に、タンパク質が混ざったような物になるわけです
(実際にやってみないと、どんなものが見えるかわかりませんが)。
最後は血。
血は、色んなものが混ざり合っています。
血の成分は赤血球、白血球、血小板、そして血漿(けっしょう)だと、学校では習います。
もちろん血の成分としてはこれで正しいのですが、血は、体中を巡っているうちに、体中の老廃物を回収します。
血液の半分強が、血漿で埋め尽くされていますが、この血漿は、液状の物質です。
この血漿は、血液の重要な役割…栄養分の配給や、老廃物の回収を担っています。
もし血液を結晶化させた場合、これら老廃物のどれかが結晶として現れる事でしょう。
ただし、実際には赤血球や白血球、血小板がありますので、「血液の結晶」を作るのは、かなり困難でしょう。
これら3つは、血漿に溶けているわけではないので、結晶化してくれないからです。
もし、血液から血漿だけを取り出し、それの結晶を作る事に成功したら…
その、汗と涙と血の結晶を、こちらにも報告してくださると、ありがたいです。

UMO Japan
【 水溶性珪素濃縮溶液 UMO(ウモ) 】


 - 雑学

 

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